成績アップの豆知識

頭が良くなる食べ物と悪くなる食べ物の違いは?受験によい食べ物を徹底調査!

頭が良くなる食べ物

頭が良くなる食べ物があったら、毎日とってぜひとも受験勉強をパワーアップさせたいですよね!

脳を活性化させて脳の血流をよくする食べ物もあります。しかし、逆に悪くする食べ物もあります。

ぜひ、これから脳の働きをよくする食べ物を取り入れようと思っているなら、同時に脳の働きを悪くする食べ物を食べないようにしてくださいね!

同時に行うことで、効果がメキメキ発揮しますよ。

頭が良くなる食べ物ってあるの?

実は毎日の食事で脳の機能は活性化させられるんです。

元の能力を飛躍的に向上させるわけではありませんが、集中力や記憶力を高める栄養素は実際にあり、意識して摂るようにしていくと、確実に、勉強効率がアップするので、これから受験する人や、成人した大人でもぜひ、とっていきましょう。

「受験勉強」に効果のある脳に良い食べ物を紹介します!

身近にある食べ物ばかりなので、積極的にチョイスして、毎日少しずつでも摂っていくといいですよ。

レシチンが記憶力を高める

認知症にも関係すると言われる「レシチン」。

私たちの体内にもともと存在する成分ですが、不足すると脳の神経伝達物質が作られなくなってしまいます。

そのままレシチンが不足している生活を続けると、記憶力や認知機能が低下することが分かっています。

そんなレシチンは以下の食べ物に多く含まれます。

  • 大豆・大豆製品
  • 卵黄

身近な食材なのでほとんどの人が問題なく摂取できますが、「菓子パンのみ」など単品で偏った食生活をしているとすぐに不足してしまいます。

受験勉強中は卵や大豆製品を欠かさず取り入れましょう。

たんぱく質は単独では吸収率がよくない

タンパク質が体内で分解されると「アミノ酸」となり、体を作るもとになりますが、それだけでは単なる材料のままで終わってしまいます。

ちゃんと脳の働きにしっかり活用されるためには、その材料を必要な部位に運ばれるための栄養素がないと意味がありません。

特に、アミノ酸は集中力の低下を防ぎ、勉強効率を上げる働きもあるので、素早く届けるための補助的な栄養素も合わせてとっておきましょう。

タンパク質からアミノ酸への分解、さらに体内への吸収には様々な栄養素が必要になります。

  • ビタミンB群、特にビタミンB6
  • ごはん・パンなどの糖質
  • 内臓機能を正常に保つミネラル

以上のことから、「主食(ごはん・ぱん・麺類)」「主菜(肉・魚・大豆メインのおかず)」「副菜(野菜メインのおかず)」が揃った食事が一番受験勉強に効く!という事になります。

「ためしてガッテン」(NHK)という番組”日常を生活を科学する”では、最新の栄養学情報を取り上げていた。
それは、「たんぱく質という物質は、それ単独では身体への吸収率があまりよくない。しかし、でんぷんと一緒に摂取すると効率がよい」というもの。
つまり、たんぱく質は炭水化物と一緒にとる必要がある・・参考元:株式会社理究

頭が良くなる食べ物ランキング

頭のよくなる食べ物なんてあるのでしょうか?

記憶力や集中力がアップする食べものとして、よく取り上げられる食材はありますが、同じものばかり食べているのもよくありません。

偏りなく適度にとっていくのがいいので、次にあげる食品をときおり交代させながら適度にとるといいですよ。

納豆

「レシチン」を多く含む大豆が発酵した納豆。記憶力や認知機能を向上させるほか、アミノ酸も豊富で集中力が高まる万能食材!

同じくレシチンが多い卵を一緒に食べる人も多いですが、実はこれは食べ合わせが悪い組み合わせです。

納豆に含まれるビタミンの一種「ビオチン」が卵白のタンパク質と結合すると、体内で吸収されずに排出されてしまうからです。納豆と卵を一緒に食べるなら、卵黄部分のみで食べるか、卵を少し加熱して食べるのがおすすめです。

青魚

昔からイワシは頭が良くなると言われてきたとおり、青魚に含まれるDHAやEPAは脳の発達や脳の神経伝達物質の働きをアップさせる働きがあります。

また、目の網膜を健康に保つ役割もあるので、目を酷使する受験生にはまさに必須の食材。

このDHA・EPAは体内で合成できないので、青魚を始めとする「脂肪分が多い魚」を積極的に食べましょう。

バナナ

脳の栄養素である「糖質」を多く含むバナナ。すぐに脳のエネルギーとなるブドウ糖をはじめ、果糖やショ糖など吸収率が違う糖質が複数含まれているので、1本食べるだけでエネルギーが持続するのが特徴です。

また糖質のほかに、糖質の代謝に欠かせないビタミン・ミネラルも豊富なので単体でも効率よく栄養が吸収できる食材です。調理要らずですぐに食べられるのもありがたいですね。

ココア

勉強の合間に飲むなら、ホットココアがおすすめです。ココアに含まれる「カカオポリフェノール」はストレスで生じた活性酸素を除去する働きがあり、体の抵抗力を高めてくれます。風邪を引けない時期にはもってこいですね。

また、ココアの香りはストレスを軽減して「ほっ」とさせてくれます。適度にストレスを解消することにより、脳の働きが良くなります。質の良い睡眠やたんぱく質の補給のために牛乳を入れるのも良いでしょう。

ナッツ

レシチンが豊富なピーナッツや、良質な脂質とビタミンB群が多いくるみ亜鉛が多いカシューナッツもおすすめです。よく噛むので脳の血流量アップも期待できます。

ついつい受験勉強中にお菓子をつまんでしまう人は、間食をミックスナッツに変えてみましょう。

頭が悪くなる食べ物

続いては「食べ過ぎ要注意!」の頭が悪くなってしまう食べ物を紹介します。頭が悪くなる食べ物には以下のような特徴があります。

  • 単体では栄養バランスが悪い
  • 糖質や脂質が多すぎる
  • 酸化して良質ではない油が使われている

これらの食品は、血流を悪くしたり脳の神経伝達を鈍くしたりする恐れがあります。絶対食べてはいけないという事はありませんが、なるべく控えたほうが良いでしょう。

マーガリン

マーガリンなどに含まれる“トランス脂肪酸”が脳の伝達を鈍らせるという研究結果が出ています。

パンに付けるならココナッツオイルやオリーブオイルを選んだほうがベターです。

また、バターもトランス脂肪酸に含まれますが、それほど悪いものではありませんので、マーガリンを使うよりはバターのほうが良いです。

バターに含まれる共役リノール酸はトランス脂肪酸の一種ですが、むしろ健康に良い成分であることが知られ、数々の研究がなされています。参考元:よつ葉

チーズ

1日1切れ程度なら全く問題なく、むしろタンパク質が豊富で脳にも良いチーズなのですが、食べ過ぎると「塩分過多」「脂肪分過多」で内臓に負担がかかり血流が悪くなる恐れがあります。

お菓子

お菓子はエネルギー量が多い割に栄養価が悪いです。エネルギーを代謝するためのビタミン・ミネラルが少ないので脳に栄養が届きにくいです。間食するならナッツやバナナを選びましょう。

揚げ物・ファストフード

揚げ物やファストフードは、高熱で調理されたり作って時間が経ったりすることで油が酸化している事が多いです。酸化した油は血液をドロドロにして結構を悪くするほか、脳の神経伝達を鈍らせる恐れがあります。

頭が良くなる成分とその働き

頭が良くなる食べ物・悪くなる食べ物をそれぞれ見てきましたが、頭が良くなる食べ物は昔ながらの和食で補いやすい食材です。

昔からバランスの良い食事をさす言葉で「まごはやさしい」というものがありますよね。

  • 「ま」め(豆):大豆・大豆製品
  • 「ご」ま(ゴマ):ナッツやゴマなど種子類
  • 「わ」かめ(ワカメ):ワカメ・昆布などの海藻
  • 「や」さい(野菜):葉物野菜・根菜
  • 「さ」かな(魚):魚
  • 「し」いたけ(椎茸):キノコ類
  • 「い」も(芋):イモ・かぼちゃなど

このとおり、大豆・ナッツ・魚など頭が良くなる食べ物で紹介したものがたくさん含まれています。

これらの食材に含まれる、どの成分が脳に良い影響を与えるのかを詳しく見ていきましょう。

野菜類

野菜にはビタミン・ミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。

サプリメントでビタミン・ミネラルを補っている人もいるかもしれませんが、旬の食材から摂ったほうが吸収率が高く内臓に負担をかけません。

また、季節の野菜(旬の野菜)は他の時期に比べて栄養価が高くなります。価格も安くなるので、なるべく旬の野菜をチョイスしましょう。

ナッツやベリー類

小腹が空いたときに役立つのがナッツやベリー、ドライフルーツです。ナッツは油が多いイメージがありますが、ナッツの脂質は体脂肪になりにくく脳の働きを向上する「オメガ3」です。

またベリー類は抗酸化作用に優れていて、脳を老化させる活性酸素を除去してくれます。特にブルーベリーは記憶力を良くするという研究結果もあります。

魚のDHA

青魚に多いDHAやEPAは脳の神経伝達物質の働きをアップさせます。胎児期や幼児期・成長期の脳の発達にも欠かせない成分で、しっかり摂ると記憶力や読解力に差が付いてきます。

特にDHAが豊富なのがサバ・イワシ・サンマなどの青魚です。オススメは骨ごと食べられてカルシウムも補える「缶詰」です。上手く食事に取り入れましょう。

鶏肉

鶏肉のタンパク質には必須アミノ酸がバランスよく含まれているため、単体でも脳や体の材料になりやすい食材です。

またタンパク質のほかにビタミン(B1、B2、E)や鉄分も含まれるため、タンパク質の代謝をサポートできます。

また最近、鶏むね肉にイミダゾールジペプチドという「疲労回復成分」があることが分かりました。受験勉強の疲労回復にいかがでしょうか?

オリーブオイル

「良質なオイル」として知られるオリーブオイルは、認知機能や記憶力を向上させることが分かっています。食用油の中でも酸化しにくいので、酸化した油で血流が悪くなりにくいのも特徴です。

受験生に強い味方!高麗人参は記憶力・集中力をUP

高麗人参 お茶

食事にプラスして、漢方で「脳力」をアップさせるものもあります。

滋養強壮の栄養ドリンクや養命酒に入っている高麗人参は、昔から記憶力や集中力もアップさせる万能食材として知られています。

そんな高麗人参の効果や取り入れ方を詳しく見てみましょう。

高麗人参の効果

高麗人参(紅参)は、中国~朝鮮半島にかけて生息する植物です。その名の通りニンジンのような形をしていますが、根をそのまま食べることはあまりありません。薬膳鍋のダシとして使ったり、お酒に漬けて薬膳酒にします。

高麗人参の効果は「疲労回復」「食欲不振の改善」「血行を良くする」「体を温める」といった効果が代表的です。他にもストレスを和らげたり新陳代謝を高めたりするので、受験勉強の強力なサポートとなってくれます。

また、高麗人参は上記の通りたくさんの効果があるのですが、成分の種類が多いため全ての成分が解析し終わっていません。まだまだ未知のパワーを秘めた高麗人参といわれていて、すでに、学習能力が向上することも分かってきています。

高麗紅参茶

受験大国である韓国では、そんな高麗人参のパワーを受験勉強に昔から取り入れています。

韓国で主流なのが、高麗人参を煎じてお茶にした「高麗紅参茶」。漢方独特の風味はありますが、甘くて飲みやすいということで、お茶代わりに飲みやすいので、よく活用されています。

血流や新陳代謝を促してくれる効果からか、飲むと頭がすっきりして集中力が増すので、勉強中に眠くなりやすい子によく効くという口コミが多く、とても人気です。

飲むと集中力がアップするだけでなく、体もしっかり温まるので、冬の厳しい受験戦争でも必須のお茶になりそうです。

勉強中にお腹が空いて困ると言った人や、集中力が続きにくいといった人でも、飲むと頭がスッキリしてくる薬膳健康茶として取り入れてみるといいですね。

エナジードリンクなどは一時的には頭がスッキリしても持続しないし太りやすいので摂りすぎに注意してくださいね。

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まとめ:頭がよくなる食事の正しい方法

頭がよくなる食事方法

  • マーガリンやショートニング、動物性油の食品を減らす
  • 毎日適度に新鮮な野菜を食べる
  • おやつは1日16g程度のナッツに切り替える
  • 毎日の食事に納豆や豆類を多くする
  • 週に2回程度鶏肉やベリーを食べる
  • 週に1回は魚類を食べる(缶詰でもOK)

本当に集中力をあげたいし頭をもっとよくしたい、って思うなら、まずは頭を悪くする食べ物を摂らないようにしてみてください。

それだけでも十分に効果がありますし、逆に集中力がそがれる悪循環になりやすい食品を毎日大量に摂り続けていて、頭がよくなる食べ物をとっても、あまり変化は感じられません。

もし、毎日チョコレートやポテトチップス、ケーキや甘いスイーツ、食事は揚げ物中心といった生活をしているのなら、それらをひとつづつやめていきましょう。

糖質や脂質が多い食品は脳によくありません。特に、マーガリンやショートニング、動物性の油をたくさん摂っていると認知症のリスクもあがると言われているので、受験生だけでなく家族全員でとらないように注意していくのがよさそうです。

また、最近言われているグルテンによるアレルギーも注意しておきましょう。

グルテンは、原因不明の体力減退を引き起こすといわれて、巷にはパンやケーキなど美味しい小麦製品はたくさんありますが、なるべく減らしていくことで、モチベーションアップにもつながりやすくなったりします。

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